東海大学医学部医学科の一般編入学試験は2021年度を最後に募集を停止し、同等の資格要件で2021年の10月から1年次入学の特別選抜(展学のすすめ)が始まります。
2015年度 東海大学医学部編入学一次試験(2014年実施)講評
(1)東海大学医学部編入試験 英語について
大問5つによる構成で、文章読解4題、語彙問題1題という構成でした。
最大の変更点は計算問題が出題されなかったことです。文章読解のうち2つは例年あるような医療に関する一般的な英文ですが選択肢を絞りにくくなっていました。また残りの2問は、1つが生命科学の専門的な内容で、もう1つは医療事情に関する知識が問われる問題でした。医療や生命科学に対する知識が英語を通じて問う傾向が徐々に強まってきています。語彙問題は例年並みで、文脈を察する力も問われています。
(2)東海大学医学部編入試験 適性について
問題構成は例年通りで、図形問題1題、数学領域の問題2題、資料解釈1題、文章問題1題、推論・分析1題、知識問題1題の計7題でした。問題数が7題でしたので時間的には余裕があったと思います。計算を要する問題が3題あり、数的な作業力が重視される傾向も例年通りです。「文章問題」は空所補充から大意把握に出題形式が変更されていたことが例年との違いですが、難易度に大きな変更はありませんでした。ここ数年で見ると出題分野は広いものの、範囲ははっきりしていますので、各分野の練習を数多く行っておくことの重要性は変わりません。
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